猫好きの回想1
こんにちわ。
私が猫好きになったきっかけは、ひょんなことから家でシャム猫二匹を飼うことになったことでした。
それは、1981年。
私が小学校高学年で、TVで炎の犬と言うドラマが放送されていて、白い犬が欲しいと言って騒いだところ、仔猫が生まれた知り合いがいるから見に行こうということになりました。
お出かけの帰り、辺りは暗くなっている時間だったので、玄関で仔猫を見せてもらい、猫が欲しいに変わりました。
この時の記憶に、仔猫は4匹いて、主さんが4匹とも連れてきてくれたのですが、親猫さんが私たち親子を威嚇するでもなく、そそくさと一匹ずつ首の皮をくわえて部屋に連れ帰っていくけなげな姿が残っています。
この後一匹頂くことになり、さらに数日後、仔猫さんが家にやってきました。
私は、学校から急いで帰ると、母親に「猫来た?」と尋ね、段ボール箱の中に入っているとのことで、箱の中を覗いてみました。
二匹。
「一匹だと寂しいだろうからと言って二匹くれたんだよ。」と母親。
私は大喜びで恐る恐るなでなでしました。
この子たちはまだ哺乳瓶でミルクを飲むくらいの時期で、一日に数回、哺乳瓶でミルクをあげるところから育てました。
家に来てすぐは、まだ遊ぶということも知らず、殆どの時間を寝て過ごしていました。
この子たちとの日々が、私を猫好きにさせてしまいましたとさ。
またいつか、この子たちと会える日が来たら最高です。
どうやら、この猫好きは一生もののようです。
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